2009 / 3 / 12
手塚治虫とケヴィンシールズ
好きな漫画家は?と質問されたら、何人も挙げることが出来ますが、
漫画家の神様は?と質問されたら、僕は手塚治虫先生しかいないと思っています。
小学校6年のとき、少年ジャンプやコロコロコミックで連載されている漫画しか読んだことがなかった僕は、友人の家で読んだ『火の鳥』の重厚なテーマに大きな衝撃を受けました。
それまで、クリリンがタンバリンに殺されたことが漫画から受けた一番の衝撃だった僕にとって、まっすぐ生命というテーマに向かい合った『火の鳥』は重すぎました。
正直、宇宙篇のラストは今でも軽くトラウマになっています。
漫画の黎明期に漫画の完成形をつくり出した神様(ピッコロの分身のことではなく手塚先生)は、『LOVELESS』というアルバムをシューゲイザー黎明期につくり出してしまったMy Bloody Valentineのケヴィン師匠以上だと思っています。
そんな神様の展示会、『手塚治虫の遺伝子 闇の中の光展』が名古屋パルコで開催中でして、会場デザインをされたトリコデザアイン研究所の佐伯さんからチケットを頂き、早速昨日観て参りました!
手塚作品が持つ多面性、キャラクター、物語、世界観、表現方法、その全てに感じられる光と闇をテーマに、国内外で活躍するアーティストたちが、新たな表現方法を通して手塚治虫の遺伝子を蘇らせています。
興味のある方、良かったらどうぞ。
手塚治虫の遺伝子 闇の中の光展
会場:パルコギャラリー(名古屋パルコ西館8F)
会期:2009年3月5日~3月23日
時間:10時~21時
入場料:一般300円 学生200円 小学生以下無料
ちなみにこれがマイブラのケヴィン師匠。
最もノイズとフィードバックが似合うギタリスト。
去年の復活ライブでは曲の間奏で15分ものフィードバックノイズを披露。
さすがケヴィン!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
Kevin Shields
by Jackie Cheffins
33,662円(フレーム付き)
Category: 日記