1. COVER STORY「音で繋がる屋久島」
その1)
「コムアイの屋久島 The Island Stays Alive」
旅人:コムアイ(水曜日のカンパネラ)
文:大石始
写真:中村力也
昨年、「Yakushima Treasure」というプロジェクトを立ち上げた、水曜日のカンパネラ。
ボーカリスト/主演であるコムアイは屋久島を訪れ、屋久島のさまざまなエッセンスを取り入れたサウンドと映像を作り上げました。
そのコムアイが屋久島を再訪。
彼女にとっての屋久島とは、そして音楽とは。
彼女が考えるニューノーマル時代、コロナ以降の音楽のあり方を見つめます。
その2)
「まぼろしの屋久島古謡「まつばんだ」を追って」
文:大石始
写真:中村力也
屋久島には「まつばんだ」と呼ばれる古謡があります。
ほとんど知られていませんが、屋久島はかつて琉球音階の北限でした。
どこからどうやって琉球音階が屋久島に伝わり、そして消えようとしているのか。
サウンターマガジンと、南西諸島の伝承歌を追いかけるライター大石始による壮大なプロジェクトとして、調査がスタートしました。
2021年発売予定の書籍のプロローグ的な内容となります。
2. Land with Divine Sound / 音と祈りの南インド
文・写真:井生明
タブラやシタールに代表されるインドの古典音楽。まず北インドのヒンドゥスターニー音楽と、南インドのカルナータカ音楽に分けられ、そこから先は研究者にしか分からぬほどに細分化されています。特にカルナータカ音楽に魅せられ、かつてチェンナイに住んでいたこともあるジャーナリスト/写真家の井生明が、南インド古典音楽の深淵なる世界を分かりやすく解説。
3. Delight In You / 偶然の庭(音楽フェスティバル紀行)
文・写真:長谷川祐也
クロアチア、ポルトガル、ハンガリー、ノルウェー、アメリカ、タイ、ネパール。世界のさまざまな場所で開催されるレイヴパーティ/音楽フェスティバルに足繁く通う写真家・長谷川祐也によるパーティフォト紀行。
4. haruka nakamura「旅の環/うたが何処かで」
文・写真:haruka nakamura
haruka nakamuraの儚くも美しいピアノの音とリンクする自身撮影による写真と、心のうちが読み取れる詩/エッセイによる、音楽を巡る旅の記録/記憶。
エッセイ
宮沢和史(ex. THE BOOM)
アン・サリー
マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)
養老孟司
絵/イラスト
表紙:坂本慎太郎(ex. ゆらゆら帝国)
中面:佐藤剛
スタッフ
編集長・発行人: 国本真治
アートディレクター: 佐々木啓光
編集アドバイザー: 柴田隆寛